クラシックCDにもコンピレーションの波

#今回は、音楽のちょっとした話題です。

ここ数年、音楽CDのマーケットでは、コンピレーションCD(Compilation CD)がかなり目立つなぁ、というか、ブーム?と個人的に思っているのですが、最近は、クラシックCDの世界でも、この波が来ているようです。
ただ、昔はこういう編集モノって、「オムニバス盤」っていっていたかと思いますが、いつ頃から「コンピレーション」なんていう、小洒落た呼び名になったんでしょうか(w。

以前、1980年代に流行った Hooked on Classic の時は、クラシックをポップスにアレンジしてメドレー化したものでしたが、いまあるコンピレーションCDは、アレンジせず基本的に原曲(の抜粋)そのままをテーマに沿って集約してありますね。まぁ、過去にも似たようなアプローチはあって、アダージョ・カラヤンもこのパターンでしょう(「カラヤンの演奏」+「アダージョ(Adagio)系の音楽」というテーマに絞ってあります)。

今回のブーム?のきっかけを作ったのは、英EMIの「BEST CLASSICS 100」でしょう。これの4月に発売された国内盤では、CD 6枚組で3000円という、圧倒的な C/P(コスト・パフォーマンス) で、ベスト・セラーになっているようです。その後、シリーズ化もされて、「ベスト・ピアノ100」とか「ベスト・モーツァルト100」なんかも出てきてますね。

このヒットの要因として、個人的には、

  • 「演奏が有名どころで水準以上の演奏という点(これは基本でしょう)」、

  • 「従来のオムニバス盤にありがちだった尻切れとんぼが少ないこと(もちろん、フェードアウトの曲もあります)」、

  • 「パッケージデザインが、シンプル&白・パステル調の色使いが女性受けしやすいと思われる」、

  • 「クラシックを使った音楽療法的な話題がTVで取り上げられたり、『のだめカンタービレ』のような音楽マンガの人気も背景にありそう」
あたりなのでは?と思っています。

このヒットをみて、最近クラシック系レーベルの大御所、UNIVERSAL CLASSICS(旧ポリグラム系:DG, PHILIPS, DECCAがココです)とか、あと、こういう流行りにはめざといAVEXも、2匹目?3匹目?のドジョウを狙って、参入してきてますね。
UNIVERSALからは、「どこかで聴いたクラシック ベスト101」、AVEXからは「100曲モーツァルト 」が出ていますけど、UNIVERSALは旧ポリグラム系の有名どころの過去の膨大な音源を使える強みがあるのに対して、AVEXのほうは、そういったバックボーンがないためか物量作戦(10枚組10時間で3000円)で、差別化を図ってきたようです(w。

こういったコンピレーションCD、クラシック音楽のファンからは敬遠されがちですが、ワタシは、クラシックの世界へ引き込む道具としては、一定の効果があるかもしれないなぁ、と思っています。それは、ポップス系のコンピレーションCDを買った人たちが、オリジナルのCDへと流れていくのなら、クラシックだってそういった流れはあるように思うからです。だいたい、クラシック音楽って主流は18世紀後半~19世紀につくられたものですけど、それをいまでも世界中に多くの愛好家がいて聴かれている・新たな演奏者/指揮者がどんどん出てくるという事実は、単なる懐古趣味や骨董的な興味からだけで聴かれている・演奏されているのではない、はずです。長い時間をかけて、淘汰されたあとに残った、まさに時代を越えた音楽なのですから、現代のひとたちにも、心の琴線に触れるものがあると思っています(なんかエラそうに語ってますネ>ヲレ)。

そういうあまりクラシックを知らない、興味がなかった人には、まずこれでお気に入りの曲を見つけてほしいなぁ、と思います。
#個人的には、管弦楽曲よりも器楽曲(ピアノとか弦楽器、管楽器系)のほうが、とっつきやすいように感じます。

(2005.09.03 一部文章修正)

参考:

  1. Amazon.co.jp:ベスト・クラシック100

  2. Amazon.co.jp:ベスト・ピアノ100

  3. Amazon.co.jp:ベスト・モーツァルト100

  4. Amazon.co.jp:どこかで聴いたクラシック ベスト101

  5. Amazon.co.jp:100曲モーツァルト

| | トラックバック (0)

「恋のマイヤヒ」、「巫女みこナース」ときて「めざせモスクワ」へ

#えーと、今日で5日連続ですが、そろそろ息切れが...(w
#今回はちょっとオタねた(&K18)かも...なのでこっち系統がダメな方は飛ばしてクダサイ。

最近は、2ch文化が一般の人の目につくようになってきました。「電車男」の書籍化・映画化・マンガ化・TVドラマ化なんてのは、露出しすぎという気もしますが、近頃も「恋のマイヤヒ」のFlashを収録した盤がCD屋の陳列棚を賑わしてたりしますね。で、ちょっと前から気になっているCMがあります。

コレです。→ dwango いろメロミックス

2chの掲示板(スレッド)の書込み風エントリがスクロールする演出がされていますが、注目すべきはそこではなくて使われているBGMのほうです(Hi。制作者サイドは、確信犯的に購買層へのアプローチ手法としてこの曲をとったんでしょう。
2ch方面では、通称「電波ソング(デムパソング)」とよばれるカテゴリに属する、一時期、breakした曲ですが、これってK18ゲームのオープニングタイトルソングなんですネ。数ある電波ソングの中でも、この曲はいろいろな意味で完成度が高くて、最初に聴いたときは、カルチャーショックを受けました(w。
ちなみに、本家ゲームのサイトは、K18なんで、「巫女みこナース +特集ページの残骸」とかのキーワードでググって見つけてください(18歳未満の方はご遠慮くださいネ)。で、Flashもいくつかあるんですが、個人的に一番のHitは、「あずまんが大王のキャラに巫女みこナースを歌わせてみるフラッシュ Ver2」でした(諸般の事情で、現在は削除されてます)。
#ひょっとすると、「きゅるるんkissでジャンボ♪♪」とか使う新作が出たりして、エスカレートしないだろうな。>dwango

で、このまとめサイトからリンクをたどっていったら、チューネン娘。(http://soulfruit.seesaa.net/)さんのところで、たまたま、ジンギスカンの「めざせモスクワ」の空耳バージョンのFlashを見つけました。
→ 耳から離れニャい~ part3 (チューネン娘。)
Flashは、こちらがオリジナルのサイトのようです。→ もすかう
こちらも、まとめサイトができているので、そっちから辿ると吉です。
もすかう教(狂)

個人的には、「マイヤヒ」よりも、こっちの「もすかう」のほうが、みていてオモシロイ(ジンギスカンの6人のメンバーをなぞったキャラクターの踊りが秀逸)。

「マイヤヒ」の次は、「もすかう」がくるかも?(avexが2匹目のどじょうを狙ってるかもしれないゾ?)


参考サイト:


  1. 笑える電波ソングを集めるガイドライン

  2. みこみこナース FLASHまとめ

  3. http://takureihp.hp.infoseek.co.jp/Flash.html (このページにリンクがあったけど、現在削除されている) あずまんが大王のキャラに巫女みこナースを歌わせてみるフラッシュ Ver2

  4. もすかう

  5. もすかう教(狂)

| | トラックバック (8)

シンサイザー(編曲)版のクラシック音楽

#4日連続の投稿は、新記録かも?

この記事も元々は、梅雨明け宣言のあった先月20日くらいに下書きしてあったものです。とりあえず、あまり補筆せずに、アップします。

で、最近もいろいろとCD漁りをしているんですが、先日ふと、かれこれ25年くらい前にNHK-FMの番組で聴いた、
シンセサイザー版の「大序曲 1812年」をむしょうに聴きたくなりました。そこで、Googleでブツを探したのですが、なにしろ、演奏者の名前がうろ覚えであやふやなので、AmazonとかHMVのサイトでの検索に切り替えて、やっとAmazonに1枚だけ在庫が残っていたモノを見つけ、即注文しました。今回買ったのはコレです。

Amazon.co.jp: シンセサイザーによる《1812年》

でも、このCD自体はまだ廃盤にはなっていないようなので、入手自体は他のオンラインショップでも購入できそうでした。

ジャケットには1978年録音とあるので、当然アナログ録音[ADD]です。これをFMで聴いた当時、レコード屋(当時は、CDはまだなかったんで、この呼称ですね)でLPも見かけたことはあったのですが、あとで買おうと思っていたら知らぬ間に見あたらなくなり、残念に思っていました。その後、冨田 勲のほうへ傾倒していったこともあり、この演奏のこともすっかり忘れていたのですが、去年、自衛隊の大砲コンサートで「1812年」を聴いてから、ちょっと思いだして、気にかかっていました。
あと、当時は、Moog系のシンセがメジャーだったと記憶してますが、この演奏では、ARP が使われてます。ARPは、ちょっと音の鳴りかた(厚み)が独特ですね。

冨田 勲氏もクラシック音楽をシンセサイザーで編曲(というのか?)したアルバムを初期の頃から継続して出していますが、この手の元祖は、ワルター(ウェンディ)・カーロスの "Switched on Bach" でしょうね(奇しくも、冨田氏のシンセ系アルバムの一番あたらしいのは、バッハです)。単にワタシが知らないだけで、別の人が早くからやっているのかもしれませんけど。
ただ、この"Switched on Bach", Epoch Makingな作品だとは思うのですけれど、シンセで奏でられる二声のInventionとかを聴いても正直あまり楽しくないのは、ワタシだけ?「トッカータとフーガ ニ短調」は、好きなんですけどねぇ。

話が飛びますが、地元のCD屋でも最近は、クラシックコーナーに以前よりも男性・女性どちらも多く見かけるようになった気がしますが、これって、例のコンピレーションCD「ベスト・クラシック100」とか、「あるある大事典」でマーチ系の音楽が集中力を高める、とかいう影響なんでしょうか。ま、それでクラシックコーナーが充実してくれればいいのですけれど(地方のCD屋だと、クラシックコーナーは日陰者扱いですからね。だから、クラシック系輸入盤は、アキバの石○電気で買うことが多いです)。ワタシなんかは、冨田 勲のシンセサイザー版の演奏に影響されて、聴くジャンルが広がったのも事実なんで、アマリどうこういえる立場でもないですけど(w。ちなみに、冨田版「惑星」は、学生時代の吹奏楽部の仲間のほとんどが、持ってました。

今度、左ペインのCDリストで、冨田 勲シリーズやってみようかな。(Hi

| | トラックバック (0)

2005年JASRAC賞

えーと、ちょっと前に左側のCDのリストで、「世界で一つだけの花」をピックアップしましたが、あのあとGoogleでちょっと関連情報を探したら、たまたま、JASRAC(社団法人 日本音楽著作権協会)のサイトで、2005年JASRAC賞の記事を見つけました。

そしたらば、「世界で一つだけの花」が、2年連続で金賞を受賞していました。この前、CDリストで取り上げたのは、ほんとに偶然なのですが、何かムシの知らせがあったのか?(たぶん使い方がちがうぞ >ヲレ)

ただ、このJASRAC賞というのは、ちょっとわかりにくくて、サイトにある2004年度の同賞の説明によれば、

この賞は、前年度1年間にJASRACからの使用料分配額の多かった作品の関係権利者(作詞者、作曲者、音楽出版者など)の功績を称え、JASRACの貢献に謝意を表すため1982年に制定され、翌年から贈られています。

とのことで、ようするに、JASRACに著作権使用料の分け前を多くくれた楽曲を表彰するものということだと思います(まちがってる?)。

ちなみに、銀賞は「涙そうそう」、銅賞は「機動戦士ガンダムSEED BGM」ということで、こんなところでもガンダムの底力を垣間見た気がします(w。

ついでながら、外国作品賞は「ZOOM ZOOM ZOOM」、国際賞は「ポケットモンスターBGM」ということですが、「ZOOM ZOOM ZOOM」って、不勉強なのでよくわかってませんが、MAZDAのCMで使われているBGMですかね?
また、やっぱりポケモンは、外国にも人気があることが、こういった事実でもよくわかりますね。

さて、2006年度(対象期間は、2005年4月~2006年3月)は、何が金賞を取るんでしょうか。個人的には現時点までは、まだ飛び抜けたヒットってないような気がしますが、これはワタシが単に流行(はやり)に疎いだけカモ(w。

#今回の記事は、疑問符ばかりでゴメンナサイ。

| | トラックバック (0)

スコアリーディング(のススメ)

ここのところ、左側ペインのCDのコーナーしか、更新できていませんが(それも頻度が低いですケド)、この前、楽器屋というか、CDショップ・本屋との複合店へ行った時に、ひさびさに、ミニチュアスコア(ポケットスコア?)を買ってきました。

CDのコーナーには、あまりクラシック系のCDを載せていませんが、別に聴いていないわけではなくて、休日なんかは、適当に引っ張りだして聴いてたりします。クラシックをまじめに聴くようになったのは、学生時代に吹奏楽を始めてからですが、その頃にミニチュアスコアというのが売っていて、それを見ながら聴くというスタイルを同じパートの友人から教えてもらいました(そいつは、浜松のYAMAHAの本店で時々スコアを買ってきて、スコアリーディングしてました)。

買ったのは、Eulenburg版のムソルグスキー=ラベル編曲「展覧会の絵」(税抜き\1600)ですが、最近、Eulenburg版のスコアのごく一部が、全音楽譜出版から発売されたらしく、以前より安価に手に入るようになったようで、今回これを見つけて、この曲のスコアを持っていなかったので買ったのでした。

参考サイト:全音楽譜出版のEulenburg版スコアのページ

だいぶ昔には、銀座のYAMAHAとか山野楽器あたりで、スコアを探したりしましたが、最近はいってないですねぇ。その昔、YAMAHAの銀座店へ、ストラヴィンスキーの「春の祭典」のスコアを探しにいったのですが、価格が高くて(当時、たしか1万円以上はしたと思う)予算的に折り合いがつかず、買うのをあきらめたことがあります。たしか、赤い表紙のBoosy & Hawks 版だったと思います。その時、中身をパラパラ見たら、変拍子のオンパレードがよくわかりました。

少々脱線してしまいましたが、楽器を演奏しない方には、譜面を読む、ましてやオーケストラのスコアを読むなんて、えらく難しいように感じるかもしれませんが、読み方のポイントをつかめば、別に一音、一音を精査するように読む必要もなく(それも別の意味で、聴き取れていなかった音の発見があって面白いのですケド)、ただ聴いているだけよりも深く曲を知ることができるので、クラシックファンで未経験の方には、一度スコアリーディングをオススメしたいと思います。

ただ、楽器経験がない場合、一般的な楽典の知識がないと、譜面というか音符が単なる記号の羅列にしか見えないと思うので、多少勉強は必要ですね。あと、オーケストラのスコアの場合、移調楽器もありますから、譜面上の音程と、実音の音程の違いも理解できていたほうがよいかも。できれば、何かの楽器をやってみるようになれば、自然と譜面も読めるようになってくるはずです(じゃなければ、演奏できませんし)。

最後に、この全音楽譜出版のEulenburgシリーズ、これ以降も続刊予定らしいので、もっと充実されていくといいですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

CD屋での邂逅

今日は、CD屋へ定期巡回の日なので、あまり遅くならないように仕事を切り上げ、会社帰りにCD屋へ寄りました。

いつものごとく、特にコレ!といったものがあったわけではなく、プラプラと店頭のRecommendコーナーから、順にCD棚をなめていったんですけど、オジサン・オバサン向けのコーナー(要するに'70年代~'80年代くらいのJ-Pop?の棚)に、さだまさしのソロになって初期の3枚のアルバムが再発されているのを見つけました。本当は、明日というか今日(2/23)発売のようですが、1日早く陳列してありました。
どれも、WARNER時代のもので、当時は、ElectraレーベルからLPがでていました。(まだ、Free Flightレーベルがない頃のもの)

  • 帰去来‥‥1976年初出

  • 風見鶏‥‥1977年初出

  • 私花集(アンソロジィ)‥‥1978年初出

この3枚ともLPを所有してますが、もうすでにレコードを聴く環境がなくなってしまったため、モノはあるのに、聴けないという状態でしたので、CD化を久しく待ち望んでいたのです。(当時カセットテープにダビングしたものもあるけど、もうテープがワカメかもしれない Hi)

これらは、グレープ解散後、ソロ活動をはじめた初期のものですが、この3枚で「さだまさし」の色がある程度固まったように、思います。あと、「風見鶏」と「私花集」は、ジャケットのイラスト(装丁)も印象的で、どちらも少女の佇む(たたずむ)姿が描かれています。

今回の再発盤は、DSD(Direct Stream Digital)でリマスタリングされていて、30年近く前の録音ながら、音の透明度が上がったような気がします。また、ボーナストラックとして、「風見鶏」には「雨やどり」が、「私花集」には、「檸檬」と「加速度」のシングルバージョンが収録されています。

これらのアルバムを聴いていた頃は、まだ中学生だったわけですが、その頃聴いていた印象がその後もずーっと残っていて、最近、聴きたい願望が募ってきていたところだったので、グッドタイミングでした。たぶん、ファンの方なら、初期のアルバムの中でのオススメ候補は、この「私花集」か「夢供養」じゃないかと思うくらい、代表曲が目白押しです。

通勤時に聴くためにMDに落とそう、とSonic Stageでリッピングしたところ、さすがに発売日前のせいか、CD DBには、まだデータがありませんでした。仕方がないので、手入力しましたが、データが蓄積されているってことは、誰かがデータを入力した訳で、あらためて普段何気なく使っている情報のありがたさを痛感。

さぁ、早速、明日からしばらくはこの3枚を聴きこみするつもりです。

※2005.02.24 23:25 追記:
この初期3枚のアルバム、すでにCD化はされていたんですね。Amazonで検索したら、今回の発売のもの以前のやつがHitして、気づきました。そうかぁ、結構初期のアルバムってCD化されているんだなぁ。こんど、夢供養を探してみよう(「木根川橋」が聴きたくなったょ)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一万回目の夜間飛行

どうも、最近サボリ気味ですが、今朝FMラジオを聴いていてネタを拾ったので、書きますね。

JFN系の朝ワイド番組 "Good Morning! That's Wakeman show"で知ったんですが、Jet Streamが今夜(11/26 0:00)の放送で、10000回目を迎えるそうです(実験放送のFM東海の頃も含めて)。10000万回を記念して、22:00~特別番組も組まれていました。

Jet Streamといえば、FM東京時代からTOKYO FMの看板番組として、多くのリスナーがいるかと思いますが、ワタシも、まだ、民間FM放送局が日本に4局(FM東京、FM愛知、FM大阪、FM福岡)しかない頃、FM東京のJet Streamを聴くのが憧れ(あこがれ)でした。NHK-FMにはない、俗に"FM東京の音"といわれた都会の洗練さを感じさせる独特の"音"のひとつの象徴として、Jet Stream があったんです。

あと、忘れてはならないのが、城達也氏のオープニング・ナレーション。

「遠い地平線が消えて
 ふかぶかとした夜の闇に心を休める時
 はるか雲海の上を音もなく流れ去る気流は
 たゆみない宇宙の営みを告げています

 満天の星をいただくはてしない光の海を
 ゆたかに流れゆく風に心を開けば
 きらめく星座の物語も聞こえてくる
 夜の静寂(しじま)の、何と饒舌なことでしょうか

 光と影の境に消えていったはるかな地平線も
 瞼(まぶた)に浮かんでまいります ...」

このナレーションなくして、Jet Streamではない、ともいえるくらい思い入れがありますネ。

#城達也氏といえば、アニメ映画「銀河鉄道999」のエンディング・ナレーションも忘れられません。遠い日の記憶になってしまったなぁ。(汗

ワタシもこの時間帯にFMを聴くこともなくなってしまい、しばらく遠ざかっていました。今回、久しぶりに、Jet Stream を聴きました(いま、聴きながらコレを書いてます)が、現在のパーソナリティである、伊武雅刀氏は、あの頃の雰囲気を思い出させてくれますネ。

それにしても、37年間も続けてこられたというのは、ある意味奇蹟ともいえます。このご時世にあって、スポンサーも日本航空の一社提供というのが、スゴイです(企業としての良心ともいえるでしょう)。

さて、番組も終わったので、エンディングナレーションを書いて、この記事も終わりとします。

「夜間飛行のジェット機の翼に点滅するランプは
 遠ざかるにつれ次第に星のまたたきと区別がつかなくなります

 お送りしております、この音楽が
 美しく、あなたの夢に、溶け込んでいきますように ...」

参考サイト:
JET STREAM 城達也ナレーションの原詩
JET STREAM 歴代テーマ音楽

| | コメント (2) | トラックバック (2)

雨の中の大砲を使ったコンサート

「大砲」コンサートのレポート続きです。ちょっと長くなりますが、ご容赦ください。

本当は、昨日のうちに記事をアップするつもりでいたのですが、なんか昨日は疲れてしまって、21時半くらいには帰宅したんですが、23時には寝てしまいました。それで、今日も何かだるくて、アップするのがこの時間になってしまいました。

で、前回、整理券をもらいに行ったときと同じルート(品川-[山手線]-大崎-[埼京線]-池袋)で、池袋まで向かう。待ち合わせ場所にした、東武東上線の改札付近で友人に電話して、無事合流。ちょうど、準急が発車するところだったので、そのままそれに乗り込み、和光市で降りて、もう一度、通知サイトで「実施」することを確認。友人は、「やっぱり『自衛隊』だから、このくらいの天候じゃ関係ないんだよ」と、云ってました。(w

この時点(14:40頃)で、小雨という感じではなく、雨はかなり降っていましたが、徒歩でとりあえず広報センターまで向かいました。前回は、センターに向かって左側の歩道を通りましたが、今回は歩道の幅の広い、右側をとおり、トラックが水溜りを撥ね上げてくるのを回避しつつ、広報センター前に到着。

04-10-30_15-00.jpg    04-10-30_15-01.jpg

まず、センターの中に入って、シャトルバスの乗り場の案内板の矢印にしたがって、1階の展示ルームへ入る。雨だというのに、かなり人がいた。これはみんな「大砲」コンサートを聴きに来た人たち?とか思って、うろうろしていたら、「バスが発車しまーす」という声が聞こえたので、外へ出て、整理券を係りの自衛官の人に渡し、バスへ乗り込む。

04-10-30_15-08.jpg

バスに揺られて、訓練場内を5~6分走ると、演奏会場へ到着。会場には、スタンドが組まれていて、すでに先に到着している人たちが、中央のスタンドに7割くらい入ってました。

ここで、用意してきたカッパを着込み、スタンドのほうへ向かいます。正面左側よりのスタンドの上から3段目くらいの位置に陣取る。友人は、100円くらいで売っているカッパ(というかレインコート?)だったため、ひざ下が隠れず、濡れそうでした。ワタシは、ふつうの雨合羽なんで、大丈夫デシタ。この時15:30くらいで、30分くらい雨が降りしきる中、じっと待つ。ほぼ予定通り、16:00にコンサート開始。来賓の挨拶(代読)があり、そのあと、演奏開始。

演奏曲を、憶えている範囲であげておきます。(演奏順は最初と最後の曲以外は曖昧です)

1) バーンスタイン作曲:「キャンディード」序曲
2) スーザ作曲:「アメリカ野砲隊」(合唱付き)
3) タケカワユキヒデ作曲:「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」
    ↑ 映画版主題歌のほうです
4) (作曲者失念):よさこいソーラン(節)
5) チャイコフスキー作曲:大序曲「1812年」
※あと1曲、いかにも自衛隊っぽい、行進曲があったと思いますが、曲名を忘れてしまいました。

3)の「銀河鉄道999」は、地元、大泉に松本零士が住んでいるということで選曲したようです。会場に本人も来ていて、演奏前に挨拶してました。

大砲は、2)の曲のTrio部分(だったか、コーダ部分)でも使われました。 ワタシは、この曲を知らなかったため、どのタイミングでくるのかわからず、こころの準備がないままいきなりぶっ放され、あわてました。間近で聴くとスゴイとしかいいようがないデス。

そうこうしているうちに、トリの「1812年」が始まりました。テンポがちょっと走ったような感じもありましたが、10分くらい演奏が進んで、いよいよクライマックスの大砲の出番です。ちょうど、その時、なぜか雨脚も強くなってきて、期待感がたかまる。(w

04-10-30_16-33.jpg

雨が強くなり、吹奏楽の演奏が聴きづらかったこともあり、発砲のタイミングが若干遅れていましたが、立て続けにくると、なんか、音っていうよりも、空気が向かってくる感覚ですね。前にオススメで書いた、大砲を使った演奏のCDで予習してましたが、ホンモノは、やっぱり比べ物になりません。迫力というか、次元が違います。
演奏の最後に、4門同時に発砲すると、腹にズシンときました。雨の中、正直寒かったんですが、来た詮(かい)がありました。

04-10-30_16-53.jpg

コンサート時間、約50分。終了後は、とりあえず、また広報センターまでバスで戻るつもりだったのですが、かなりの行列でしばらく待ちになることはあきらかだったので、朝霞駅まで歩いて15分くらいというので、歩くつもりで、友人と「朝霞駅まで歩こう」と話していたら、そこへ親切な男性が声をかけてきて、「クルマで、朝霞駅まで乗せてあげましょうか?」という。「悪いですから」、というと、「一人できたんで、座席は大丈夫ですから」、というので、雨もかなり降っていたため、正直歩いていくのは、ツライなぁと思っていたこともあり、友人と2人、ありがたく乗せてもらいました。

駅までの15分くらいの間、「きょうはどこから来たんですか?」とか「今日のイベントはどうして知ったんですか?」とか訊かれ、乗せてくれた男性は、知り合いに防衛大にいっている人がいるとのことで、それをきっかけにこうしたイベントに行くようになったと云ってました。駅前について、お礼を云い、降りました。
このページを、ご覧にはなってないと思いますが、この場を借りて、お礼申し上げます。ありがとうございました。

と、いうわけで、なかなか体験できない、貴重なコンサートを堪能しました。(Hi
※ケータイのカメラなんで、写りがイマイチなのは、ユルシテね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

ナマで聴きたいコンサートの整理券入手

また、この話題でちょっと引っ張りマス。

この前、『自衛隊の大砲を使ったコンサート・チャイコフスキー「大序曲1812年」』のことを書きましたが、入場整理券、メールで応募しても当るかどうかわからないし、今日は天気も久しぶりによかったので、思い切って、その場で整理券をもらえるという、陸上自衛隊広報センターまで行って、もらってきちゃいました。 まぁ、現地の下見の意味もあったんですけどネ。(Hi

参考までに、今回は、品川までは新幹線で行き、そこから先は以下のルートで行きました。

品川-(山手線)-大崎-(埼京線)-池袋-(東武東上線)-和光市 (JR区間:250円、東上線:240円、計:490円)

埼京線は、ちょうど、特別快速があったんでそれに乗り込み、東上線もすぐに準急があり、わりとスムーズに和光市まで行けました。品川から、和光市駅まで、40分弱くらいでついた計算です。

そこからは、徒歩で、川越街道(R254)まで出て、朝霞方面へ道なりにゆくと、看板が見えてきました。それを過ぎてしばらくまた歩くと、センターが見えました(ケータイのカメラなんで、ちょと画像が悪いです、あしからず)。
jsdf1.jpg    jsdf2.jpg

ここは、朝霞の駐屯地に隣接している広報センターで、結構親子連れで見学にきている人たちがいました。中へ入ると、まずは、整理券をゲットすべく、受付けのお姉さん(たぶん自衛官かな)に、「大砲を使ったコンサートの整理券が欲しいんですが...」というと、慣れた様子で、大学ノートを差し出して、「ここに整理券をもらう代表者を含め全員分を記入してください」とのお言葉。えぇ?住所とか電話番号なんて憶えてないよ~、と少々ドキっとしましたが、「住所・電話番号は、代表者の方だけでよいです」といわれ、ホッとする。(汗

その後、ひと通り館内を見て回りましたが、アトラクション(というのか?)系は、軒並み子供が体験中で、スーっと通り過ぎただけでした。コンサート当日に、ちょっと早く来て、回ったほうがいいかも(よけい、混んでるか?)

で、これが、もらってきた入場整理券です。

OV1812.jpg

整理券番号は、2215~2217までの3枚。大学ノートには、すでにかなり書き込んだページがあったんで、センター受付分は、何番から割り振ってあるのかなぁ(2000番台?)、よくわかりません。それでも、なくなり次第終了とあったんで、もらってきて正解だったかも(と思う)。

もし、これを見て、広報センターまでもらいに行こう、と思ったワタシのような奇特な人へのちょっとしたアドバイス。

-----
1) 和光市駅から、徒歩でもほぼ15分でつくので、バスなんか探す必要はありません。健康のため歩きましょう。(Hi
道も、駅前の交番を過ぎて、和光市郵便局を横目に見ながら、川越街道(R254)まで出たら(JOMOのGSがある交差点)、右に曲がってあとは道なりに10分くらい歩くと、正面左手に茶色っぽい建物と「広報センター」の文字が見えてきます。

2) センターでもらう場合、代表者一人で5枚までもらえますが、もらう人全員分の名前を書く必要がありますので、名前を控えておいたほうが無難です。また、代表者だけは、住所、電話番号も書きます(特に身分証明書の提示は必要ありません)。受付は、入り口入ってすぐ、右手にあります。

3) 今日はわりとよい天候だったので、長袖のシャツ一枚でもよかったのですが、天候が悪いときは、寒くない格好でいったほうがよいです。もちろん、コンサート当日も、屋外でやるため、それなりの格好と、小雨の時は傘と念のためカッパ持参がよいでしょう。

4) 10/24が締め切りですが、なるべく早めにもらいにいったほうがよいでしょう。ちなみに、明日の月曜は休館日です。開館時間:午前10時~午後5時なので、ウィークデーは、会社勤めの人にはチトつらいかと。ただ、あとどれくらい配布できるのかわからないので、地元でない人は、今度の土曜日(10/23)できれば午前中がラストチャンスかもしれませんョ。

5) あと、東上線は、準急以上に乗りましょう。準急以上だと、池袋を出ると、次は成増までとまらず、成増、和光市と2つ目ですが、各駅に乗ると、成増までの各駅に止まり、えらく時間がロスするので、特に初めて乗る場合は注意。

一応、和光市駅から広報センター近辺の地図をリンクしておきます。

  和光市駅から広報センター近辺の地図
-----

まぁ、こんなところですか。

あとは、一緒にいく連れの確保(またかよ>オレ)と、当日、天気が良いことを祈ろうっと。

(2004.10.17 記事一部修正・追補)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ナマで聴きたい、本物の迫力

えーと、また音楽つながりの話題デス。

もう、クラッシック or 吹奏楽ファンなら、ご存知でしょうし、あちこちのブログでも見かけますが、昨日、いつものごとく、「やじうまWatch」を見ていたら、おっ?と興味をひく記事(10/13付け)が。
コレです。→自衛隊の大砲を使ったコンサート・チャイコフスキー「大序曲1812年」

「大序曲1812年」といえば、結構ポピュラーな曲なんで、CDなんかも何種類も出てますが、中には、大砲(キャノン砲)を使っている演奏があったりします。
まぁ、録音だからそういう演奏もありなんでしょうが、通常の演奏会では、ホールの中でそんなことができるはずもなく、ましてや、やたらとぶっ放すワケにはいかない代物(しろもの)なので、大抵は、大太鼓とか、シンセ/サンプラーでの擬似砲音を使うんですが、元々、スコア上に大砲のパート(というのか?)の指示があるらしく、実際に初演では、大砲が使われたらしいです。

で、話を戻して、いまの日本で、おおっぴらに大砲を撃てる人たちとなると、陸上自衛隊しかないわけです。自衛隊には音楽隊があって、観閲式をはじめとしたいろんな行事での演奏や、コンサートをやっているんですが、本物の大砲をつかって、「1812年」を屋外で演奏する、というのです。もちろん、屋外ということと、大砲の音に負けないために、演奏メンバーの数も100人を超える大編成らしく、なんか想像するだけでもスゴイ。

実際、上にリンクしたサイトには、クライマックスの様子のサンプルムービーがあるんですが、コレ見たら、聴きたくなりますねー。(ムービーには、TV[トリビアの泉]に取り上げられた(No.264 自衛隊は大砲を楽器として使うこともある)時の奥菜恵の「生で見てみたいですね」というコメントも最後に挿入されている)
ただ、会場が、朝霞なんで、遠いんですよね、行けない距離じゃないんだけど。とりあえず、ダメ元で整理券申し込んでおこう。

さいごに、大砲ばかりが目立ってますが、クライマックスに鳴らす「鐘」のほうも、本物のロシアの寺院の鐘のゴッツイやつでガランガラン鳴らして聴きたいですナ。

おまけ:

ワタシが所有している、「1812年」のCDは、以下の3枚ですが、なんといっても、1)がオススメ。40年以上も前の録音のリマスター盤(ADD)ですが、ヘタなデジタル録音なんか霞んでしまう、名録音で有名です。本番演奏前の予習にどうぞ(w。
2)も、TELARC初期の優秀録音[DDD]ですが、演奏そのものは、1)より劣ります。3)については、オーソドックスな解釈とは一線を画したもので、録音もPHASE4独特の中抜けっぽい、大音量時にサチってる(歪んでいる)感じがするんで、正直オススメしません。

1) 指揮:ドラティ、ミネアポリス交響楽団 [Mercury LIVING PRESENCE] PHCP-20405 [434 360-2](直輸入盤)
2) 指揮:エリック・カンゼル、シンシナティ交響楽団 [TELARC]
3) 指揮:ストコフスキー、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、合唱団 KICC9230 [LONDON (KING盤)]

(2004.10.15 一部修正、追記)

| | コメント (0) | トラックバック (0)