ハウルの戦う理由って何?
「ハウルの動く城」、公開初日の昨日(11/20)、地元の映画館(規模の小さなシネコン風)で初回(9:30~)を観てきました。ホール2つを使って上映してましたが、どちらもほぼ満員のようでした。
この映画、木村拓哉が主人公ハウルの声をアテるということでも、話題になってましたが、ワタシ的には、想像していたよりも違和感はなかったデス。それよりも、もう一人の主人公(どっちがメインかは議論のあるところでしょうが)のソフィーのほうが、違和感アリマシタ(若いときの声)。おばあさんの声は、さすがに年輪を感じさせるモノであっていたんですけど。
ストーリーは、ネタバレになるんで、あまり書けませんが、アチコチに疑問の残ったまま、話が進んでいってしまい、多少すっきりしない印象がありました。原作モノなんで、脚本にする段階でどういう流れを作るか、むずかしいとは思いますけど、いまひとつ消化不良ぎみです(2時間では、まとめきれなかったのか?)。コレは、そう思ったんなら、原作を読め、ということなのかナ?
はっきりいって、ちいさなお子さんには、ストーリーは理解できないかもしれない、と思いマス。(というか、ワタシもあらすじとしてはわかっても、ストーリーとしてはいまひとつ、腑におちないことがあり、納得できてないところがあります)
この映画のテーマとしては、「人はなぜ戦うのか=愛するモノ(恋人、家族、自然、仲間 etc.)を守りたい[自分を守るためというのは本当ではない]=これも一つの愛のかたち」というメッセージを感じましたが、ワタシってあまりに安直でしょうか?(汗
このあたり、ご覧になった方はどう受け取ったんでしょうか。
#カラープレートが黒い時のドアの向こうがどうなっているのか、そこらへんにカギがありそうですケドね。
気がはやい話ですが、DVDがいつ頃出てくるかわかりませんけど、購買動機がいまひとつ高まりませんね。いや、映画館で一度観たくらいじゃ、細かいところ見逃していて、DVDで繰り返し観ないと、ヤッパリダメなのカモしれないです。
#うーん、でも、相変わらず、風の動きとか飛翔感とかの描写がウマイですね。空中を歩くシーンなんか、本当に足元の心許ない感じがしましたョ。そういう点では、宮崎アニメらしいところは、押さえられてますね。
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